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ガッチリスクラムの巻

ガッチリスクラムの巻

2010年4月は、園子が担当します。

先日、札幌ホスピス緩和ケアネットワークの講演会に行ってきました。

進行再発がんの化学療法と在宅緩和ケアの接点というテーマで、病院の医師2名と診療所の医師と乳がんで闘病している患者さんの立場から貴重なお話を聞くことが出来ました。

現代の闘病は情報戦だと言われているそうです。
病気のことを調べたときに、検索エンジンで上位に表示されるものは、日本ではブログが多く、評価不能で正しい情報は4割以下だとか。

その人その人で合う治療方法が違うため、ブログは正しい情報なのかを判断が難しく、多量の情報の中から自分で選択していかなければならないのは、大変なことです。

呼吸器と消化器の先生の話では、近年の抗がん剤治療は、世界と同じレベルで日本での治療が行えるようになっている様です。

抗がん剤を1種類より3種類を使用したケースの方が生存率が高いというデータがある事や、抗がん剤治療で生存率が昔と比較しても伸びていることを知りました。

病気によってではなく、抗がん剤治療によって亡くなる方も1〜3%いるそうです。

講演を聴きながら、私が病気にかかったらいったいどうするだろうか?
在宅希望だけど、夫や娘の負担を考えたら病院を選ぶのかなぁ〜と答えがでないですが考えてしまいます。

在宅死は、北海道では2.9%と全国の中でもとても低い様です(兵庫県は12%)。
最期を家で看取るのは、本人や家族の強い思いと主治医のサポートがないと難しいからなぁ〜と思います。

健康なうちから信頼できる担当医をつくっておく事が大切なのかもしれませんね。
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©イラストレーター服部ともあき