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痙攣(けいれん)でママ大パニックの巻

痙攣(けいれん)でママ大パニックの巻

2009年6月は、園子が担当します。

脳に何らかの異常があると痙攣が起きると言われています。
脳が未熟な赤ちゃんは、最も痙攣を起こしやすく、3人に1人は起こすそうです。

我が家は、私も夫も小さい時に痙攣を起こしていたので、娘も起こすんだろうと覚悟を決めていました。
そして、とうとうその時が訪れたのです。

大人の痙攣発作は、何度も見てきたし、本でも確認していたので安易に考えていました。
が!実際は…

私の膝の上で肩から始まり、全身に広がる痙攣発作に、娘の意識なく白目をむいた顔に、大パニック。
寝かせて気道確保しなくちゃと頭の片隅で思いながら、娘が死んじゃう(死ぬはずないのに…)と力一杯抱きしめ大声で名前を呼びながら背中を叩いていました。

刺激を与えることは、痙攣を長引かせてしまうのでやってはいけないことをやってしまっていました。
3分程で意識が戻り、翌日病院で診察してもらい一安心でしたが、もう2度と体験したくない出来事でした。

職場の双子のママさんの話では、双子の1人は1回だけだったけど、もう1人は5歳頃まで38℃くらいまで熱が上がると痙攣を起こしていたそうです。
脳波などの検査もしたが、問題なく今では、立派な大学生だそうです。

看護師の友人は、2回目の痙攣で麻痺が出て救急車を呼んだら、医師から一時的に出ることもある(トッドの麻痺)、看護師なのに…と怒られたそうです。

私の母の話では、私は痙攣のあとに「お腹すいた」とバナナをペロリと食べたそうです。
「痙攣は体力使うみたいね〜!」と言っていました。
みんな痙攣を体験しているのですねぇ〜。

【痙攣が起きたときの対処方法】
1. 平らで安全な所で横向きに寝かす(嘔吐に注意)。
2. 衣類をゆるめる。
3. 痙攣の様子を観察する。
4. 意識が戻ったか確認する。

けいれんを抑えようとあれこれ手をかけてしまうと、かえって長引かせてしまうもの。
だから、安静に寝かせて様子を見守ってあげるのが大切なんですね!

5分以上の痙攣、意識や顔色が戻らない、激しい嘔吐を伴うなどの場合は急いで受診をすること!!
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©イラストレーター服部ともあき