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若年性脳梗塞が増加していますの巻 |
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2007年8月は、マイコが担当します。
最近テレビ等で若いお相撲さんやミュージシャン等が「脳梗塞」を患ったという事は耳にした方も多いと思います。
私は脳疾患に携わって早10年、特にここ1〜2年で若い方の「脳梗塞」、特に30代男性が増えてきているのを目の当たりにしています。
そこで8月夏本番ということで、今回は「脳梗塞」についての話をしたいと思います。
脳梗塞とは、簡単に説明すると何らかの原因で脳の血管が詰りその血管が支配をしている脳細胞が梗塞し、脳の機能にダメージを与える病気です。
何らかの原因を大きく3つに分類すると、
(1)脳血管自体の問題:
血管にコレステロール等ががつまり血管の内腔が細くなったり、高血圧等で血管が硬くなり血管抵抗が高くなったことに起こる病態。
(2)心臓の問題:
不整脈などで心臓内でできた血栓が心臓から脳血管に飛び脳血管が詰る病態。
(3)その他:
血管の炎症によっておこる病態。
働いていて実感するのが、若い人で最近多いのが(1)です。
断定こそはできませんが、生活習慣が大きく関係していると感じます。
生活習慣病原因
(1)食習慣:食の欧米化
(2)ストレス
(3)不規則な生活・睡眠不足
(4)喫煙
(5)多量飲酒などなど
今や「脳梗塞」は若い人でも起こる時代です。
脳細胞は、1回破壊されたら、復活はしません。
特に、夏は汗をかき血液がドロドロになりやすく、細く・硬くなった血管が詰りやすいシーズンです。
水分摂取をこまめに行い、生活習慣を見直すきっかけとなればこれ幸いです。 |
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